キヤノンソフトウェアは5日、日本アイ・ビー・エムとの協業のもと、SOAを活用したシステム・インテグレーション事業を強化していくことを発表した。
同社は、2002年からEAI(Enterprise Application Integration)関連市場へのソリューションビジネスを開始。これまでに、50社以上のシステム開発・運用の実績を持つ。さらに、2009年1月には、SOAソリューションの専門組織「SOA事業戦略プロジェクト」を発足し、SOAソリューションのサービスを多方面で展開するための体制を整えた。
今後は、ソリューション提供時にIBMの基盤ソフトウェア「WebSphere」を活用するほか、国内のSOA推進を目的とした「SOA実証センター(2009年3月開設予定)」の設立もIBMと共同で進める。この協業を通して、大手企業を中心にSOAソリューションを展開し、2010年度に売上10億円を目指す。