企業内業務システムに蓄積される膨大なデータを管理し、分析・加工して経営や意思決定に役立てるデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス(BI)に対するニーズに応えるため、3社は、オラクルの「HP Oracle Database Machine」(データウェアハウスシステム)と「HP Oracle Exadata Storage Server」を組み合わせたアプライアンス製品である「Oracle Exadata」の機能や性能を共同で検証し、これらの市場へのソリューションを展開する予定だ。
協業の形は、オラクルが同ソフトウェアをNTTデータ、NTTデータ先端技術に提供、導入し、先行評価を行う。これによりBIツールの開発やソリューションを開発するが、第三者的に評価するため、NTTデータの「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ」がこれらのアプライアンス製品などを検証する。
検証が終わった時点で、3社は、データウェアハウスシステムの検討支援、ユーザー企業の実データを用いたBIシステムのデモ構築やデータモデルの作成、分析コンサルティングなどのサービスを共同で展開していく。