SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

McAfee、クリスマスシーズンに向けてロボコールなど詐欺被害への注意を喚起

 米McAfeeは、アメリカに住む18歳以上の成人1,000名を対象に、10月10日~20日に実施した調査を元にした「クリスマスキャロル:詐欺版」を11月18日(いずれも現地時間)に発表した。

 調査結果によれば、アメリカ人の48%が「ロボコール」の被害に遭った、あるいは被害に遭った人を知っていると回答している。

 ロボコールとは、自動音声を利用した、いわば音声版スパムメールで、アメリカでは政府機関や企業などを騙った詐欺が近年増加傾向にある。

 クリスマスに関連した詐欺は、これまでもさまざまな手口が存在しており、回答者の41%はEメールによるフィッシングの、35%はテキストによるフィッシングの標的にされたと答えており、これらの詐欺はロボコールとともに2019年最悪の詐欺トップ3に挙げられている。

 金銭的損害も深刻で、詐欺に遭ったと回答した人のうち、74%が100ドル以上、30%が500ドル以上を失ったという。また、McAfeeのAdvanced Research Team(ATR)によれば、2019年の第1四半期中に22億件以上の盗難アカウント情報が、サイバー犯罪者の地下組織で入手可能な状態にあり、地下組織で販売されている個人のオンラインアカウントが増加傾向にあることから、クリスマスに向けて脅威がさらに高まることが予想される。

 前出のATRによれば、サイバー犯罪者の地下組織ではニセのギフトカードが販売されている一方で、今回の調査では43%の回答者がニセのギフトカードに気づいていないことが明らかになっている。さらに、回答者の37%はメールの送信者や小売業者のWebサイトの信頼性をチェックしていないと答えた。

 McAfeeは、こういった現状を受けて、クリスマスシーズンを安全に過ごすためのポイントとして、以下の3つを挙げている。

  • パスワードを使い回さない
  • メール内のリンクをクリックせず、常に提供元へ直接問い合わせる
  • マルウェア、フィッシングといった攻撃からデバイスを保護するための、包括的なセキュリティ保護製品を使用する

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/12632 2019/12/03 15:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング