ジャパン・クラウド・コンピューティング(以下、ジャパン・クラウド)は、1月1日付で同社のパートナー、および新たに設立されたJCCコンサルティングの代表取締役社長に、福田康隆氏が就任することを発表した。
同社はB2B SaaS分野において、海外で急成長している企業と合弁会社を設立し、日本市場への進出および中長期的な成長を支援している。
同社の創業者らは、セールスフォース・ドットコム、コンカー、マルケト、キリバ・ジャパン、デマンドウェアなどの日本進出に関わっており、過去16か月ではNew Relic、ブラックライン、WalkMe、nCinoの日本市場進出を支援。これまでの実績から得た洞察や海外情報収集力を活かして、各企業のさらなる成長を目指す。
JCCコンサルティングの設立は、そういった取り組みの1つとして行われるもので、同社はジャパン・クラウド関連企業の中長期的な成長をサポートすべく、市場戦略の策定、国内市場醸成のためのPR、マーケティングプランの立案・実装、人材の採用・育成、マネジメントコーチングなどを提供する。
今回、ジャパン・クラウドのパートナーおよびJCCコンサルティングの代表取締役社長に就任した福田氏は、セールスフォース・ドットコムにて専務執行役兼シニアバイスプレジデント、マルケトにて代表取締役社長兼アジア太平洋日本地域担当プレジデントを歴任。アドビシステムズによるマルケト買収以降は、アドビシステムズ専務執行役員 マルケト事業統括を務めていた。著書に『THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス』(翔泳社,2019年)がある。