マクニカネットワークスとEmpathは、音声からの感情解析とデータ分析製品との連携に関して協業を開始したことを、2月26日に発表した。
マクニカネットワークスのVoC(Voice of Customer)データ分析製品に、Empathの音声感情解析技術を組み込むことで、マルチ・モーダルなVoC分析を実現したソリューションを提供するとともに、VoCデータを活用した顧客体験の向上を可能にする。
両社の連携によって提供する分析ソリューションでは、複数データの組み合わせ分析による業務・活動の可視化を実現している。

音声および感情解析を搭載したVoC分析ソリューションの概要
これまで顧客の購買データなどからは収集できなかった、「感情」というデータ属性とテキスト/音声を含むデータの組み合わせ分析が可能になる。従来は分析が難しかった業務・活動の定量化を通じて暗黙知を可視化し、データが持つ本来の価値から顧客体験を向上する。
さらに、感情データとシステム操作履歴など業務・活動に係るデータの組み合わせ分析によって、オペレーターなどのハイパフォーマー行動可視化による業務分析、および品質向上が図れる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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