デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーは、エイレックスと企業などへの危機対応支援分野での協業に関する契約を締結したことを、4月21日に発表した。
今回の協業によって、デロイト トーマツ グループが知見を有する不正社内調査や事実認定、内部管理体制の提案といった経営陣向けのマネジメント支援サービスと、エイレックスが強みを持つ報道対応、説明責任の実行といったステークホルダー向けの広報支援サービスを、ワンストップで迅速に提供し、依頼者を支援することができる。
企業など依頼者は、不正の事実認定と的確な初動対応、対外発表や報道対応、不正防止体制の確立や信頼回復策の実行といった一連の活動を、包括的なサービスとして受けられるようになる。
今後は両社が連携して、企業が危機事象発生の影響を最小限に抑えられるよう、クライシスが発生した現場責任者からマネジメントへの直接かつ迅速なレポーティング体制確立に向けた支援、SNSを含むネットにおける最新のポスティング状況のリアルタイムな分析・報告を通じたマネジメントの意思決定支援、原因特定とリカバリーに向けた打ち手の確実な実施の支援、問題認識や対応計画などのメッセージのタイムリーかつインタラクティブな形での対外発信実現の支援など、機動的な支援サービスを強化していく。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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