SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

日本能率協会、日本企業の研究・開発への取り組みに関する調査結果を発表

 日本能率協会は、企業が抱える研究・開発やイノベーションにおける課題や現状を明らかにし、今後の経営方針の策定や戦略立案、研究・開発部門のマネジメント施策の検討に資する情報を提供することを目的に、全国主要企業の研究・開発部門の責任者を対象に実施した「日本企業の研究・開発の取り組みに関する調査(CTO Survey 2020)」の結果を、4月21日に発表した。

 「日本企業の研究・開発の取り組みに関する調査」は、JMAの開発・技術部門評議員会社およびCTOフォーラムへの参加企業、サンプル抽出した全国主要企業の研究・開発部門の責任者(CTO)、計2279社を対象に、1月22日~2月14日の期間に行われ、244社から有効回答を得ている。

 調査対象の企業に、研究・開発部門で重視する課題を尋ねたところ、「経営戦略・事業戦略との一貫性ある研究・開発テーマの設定」(54.1%)、「研究・開発成果の製品化・事業化率の向上」(45.5%)、「オープンイノベーションの推進」(35.7%)が上位となった。

研究・開発部門で現在、特に重視している課題(上位3つを選択)

研究・開発部門で現在、特に重視している課題(上位3つを選択)

 2019年に経営トップを対象に実施した調査の、同じ質問に対する回答と比較すると、CTOの重視度が高い項目は「経営戦略・事業戦略との一貫性ある研究・開発テーマの設定」「研究・開発成果の製品化・事業化率の向上」である一方、経営トップの重視度が高い項目は「研究・開発部門の人材獲得・育成」「デジタル技術の活用」「ベンチャー企業等に対する出資・M&A」となっている。

研究・開発部門で現在、特に重視している課題(経営課題調査との比較)

研究・開発部門で現在、特に重視している課題(経営課題調査との比較)

 CTOの任命状況を尋ねた質問では、「専任で任命されている」が17.6%、「他の役職との兼務で任命されている」が27.9%と、約半数の企業がCTOを任命していることがわかった。なお、従業員数3000名以上の大企業では、CTOの任命率が55.3%と半数を超えている。

CTOの任命状況(全体・従業員規模別の比較)

CTOの任命状況(全体・従業員規模別の比較)

 CTOになる上での業務経験は、現任のCTOの業務経験では「本社の研究・開発部門」(73.9%)、「商品開発部門」(50.5%)、「ビジネスユニットの研究・技術部門」(48.6%)の比率が高く、本来望まれる業務経験と比較すると「経営戦略・事業企画部門」「マーケティング部門」で現状との差異が大きい。

現任のCTOのこれまでの業務経験

現任のCTOのこれまでの業務経験

 CTOに求められる業務について、現状と今後の重要度が高まるものを比較したところ、「SDGsや社会課題解決に資する研究・開発活動の推進」「全社的なイノベーション戦略の策定・実行」の重要度が今後高まるという結果となった。

現任のCTOが管掌している業務と、今後重要度が高まると思われる業務

現任のCTOが管掌している業務と、今後重要度が高まると思われる業務

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/12888 2020/04/22 16:11

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング