NTTデータとSCSKは、「Sysdig Secure DevOps Platform(シスディグ セキュア デブオプス プラットフォーム)」のビジネスに関する共同での業務推進を6月から開始している。
「Sysdig Secure DevOps Platform」は、コンテナ管理オープンソースソフトウエア「Kubernetes(クーベネティス)」環境向けの、セキュリティ・モニタリング プラットフォーム。ブラックボックス化した各コンテナ内部のアプリケーションや、「Kubernetes」のリソース状況および健全性、コンテナ間通信を完全にモニタリングし、視覚化することで、迅速なトラブルへの対応を可能にする。
また、コンテナに潜む脆弱性の発見や、不正アクセスなど異常検知時のコンテナ制御、Kubernetes上でのコマンド履歴をすべて記録できる。サイバーセキュリティにおけるフルフォレンジックが可能になるなど、より堅牢なKubernetes環境の実現が期待できる。

今回の提携によって、NTTデータはSCSKの「Sysdig Secure DevOps Platform」販売パートナーに参画。今後は、共同セミナーの開催やプロモーション活動を通じて、「Sysdig Secure DevOps Platform」の販売をさらに拡大する。あわせて、クラウドネイティブコンピューティング技術を活用して、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援していく。
さらに、NTTデータはキャッシュレス決済総合プラットフォーム「CAFIS」への適用をはじめ、自社クラウドサービス「OpenCanvas」のコンテナ基盤提供サービスへの適用など、「Sysdig Secure DevOps Platform」の導入を順次進める。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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