シュルンベルジェ、IBM、Red Hatは9月15日、石油・ガス業界のデジタル変革を促進するための大型協業について発表した。
この共同イニシアチブでは、Red Hat OpenShiftのコンテナ・プラットフォーム上に構築したIBMのハイブリッドクラウド技術を活用することで、シュルンベルジェの探査・生産(E&P)向けのクラウドベース環境およびコグニティブアプリケーションへのグローバルアクセスを提供するとしている。
共同開発ではまず、下記の重要な2分野に取り組むという。
- Red Hat OpenShiftによって実現するDELFI コグニティブ E&P環境をプライベート/ハイブリッド/マルチクラウドで展開し、顧客にとってのアクセスを大幅に拡大
- OSDUデータ・プラットフォーム(業界向けのオープンデータ・プラットフォーム)のハイブリッドクラウドへの初導入を実現
シュルンベルジェは、IBMおよびRed Hatとの取り決めを通じてRed Hat OpenShiftの使用法に取り組んでいる。このコンテナ・プラットフォームを使用することで、従来のデータセンターからプライベートクラウドおよびパブリッククラウドを含む複数のクラウドまで、あらゆるインフラにおけるDELFI環境でのアプリケーションの導入が実現するとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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