ジャックスと日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、ジャックスにおけるデジタル変革の推進に向け、パートナーシップを強化することを決定した。
ジャックスは、カスタマーセンターにAI技術を導入するなど、競争優位性の確立や利便性の高い商品・サービスの提供、業務効率化に向けた取り組みを進めてきた。本年10月には、「DX推進部」を新設し、データやデジタル技術のさらなる活用と全社横断的なデジタル戦略を進めていくとしている。
今回の決定は、従来からの戦略的ITアウトソーシング活用の枠組みを拡大し、中長期的な視点でのデジタル変革の推進に向けて、ジャックスと日本IBMとのパートナーシップを強化するものだという。
両社は今後、「ニューノーマル下でのデジタル戦略の実施」「デジタル人材の育成」「先端技術の活用」「既存システムと新規システムのさらなる進化」「新たなワークスタイルの確立」といった5つの重点領域の取り組みを加速していく。
具体的には、API化による外部連携やコンテナ技術を利用したオープンなハイブリッドマルチクラウド活用の検討、デジタル人材の育成、セキュアなリモートワーク環境の導入検討を行っていくという。ジャックスでは、これらの取り組みにより、データ活用や新サービスの提供などビジネスモデルの変革を図り、グループ全体での持続的な成長を目指すとしている。
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