ファイア・アイは1月7日、FireEye ネットワーク・セキュリティが、NAVWAR(Naval Information Warfare Systems Command、米海軍情報戦システム司令部)の主催したAI ATAC(Artificial Intelligence Applications to Autonomous Cybersecurity、自律的サイバーセキュリティにおけるAIの応用)チャレンジで優勝し、賞金50万ドルを獲得したことを発表した。
第二回目となるAI ATACは、機械学習(ML)と人工知能(AI)モデルを組み込んで、セキュリティオペレーションセンター(SOC)がAPTによる攻撃キャンペーンの検知を自動化するのに役立つネットワーク・セキュリティ製品を調査するものだという。
FireEyeネットワーク・セキュリティは同チャレンジにおいて、各項目とコスト・ベネフィットのフレームワークに基づいた最高のパフォーマンスを提供したことを認められたとしている。また、使用されたマルウェアは、効果的な評価を実現するため、現実社会で利用されるような幅広いカテゴリーから収集されている。
同社は2020年3月の第一回NAVWAR主催のAI ATACチャレンジにおいてエンドポイント・セキュリティ製品で一位を受賞しており、今回は二度目の受賞となる。
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