21日、日立ビジネスソリューション(日立BS)は、内部統制やクレジットカード会員保護のために必要なセキュリティ基準であるPCI DSSなどに対応するための統合ログ管理ソリューションを開発し、販売を開始すると発表した。
この統合ログ管理システムは「Log Converter for JP1/NETM/Audit」と呼ばれ、日立BSがかねてより販売しているトリップワイヤ・ジャパンの「Tripwire Enterprise」と、日立製作所の監査証跡管理製品「JP1/NETM/Audit」を連携させるものだ。Tripwireはログ情報からシステムの侵入検知、改ざんなどを検出するツールとして古くから実績のあるツールだ。
「Log Converter for JP1/NETM/Audit」の具体的な連携機能は、Tripwire EnterpriseとJP1/NETM/Auditのログデータの入出力フォーマット変換、バッチ処理、これらのGUI形式の管理画面などとなっている。