23日、オーク情報システムは、パケットの記録・解析を行うネットワークフォレンジックサーバー「NetEvidence Ax」を発表し、販売を開始すると発表した。「NetEvidence Ax」は、同「Advance」、「Regular」に続くシリーズとして、大規模運用以外の用途での導入を目指している製品だ。
「NetEvicence」は、これまでパケットの記録・解析といった監視機能のため、サーバーとバックアップ装置を2台ずつ構成する必要があった。新しいラインナップとなる「Ax」では、これを1台のサーバーで構成できるようにソフトウェアを再設計した。これによってコストダウンや省スペース効果が高まり、比較的小規模な企業でも導入が容易になるという。
監視機能を1台のサーバーで実現するため、記録したパケットはインデックスをつけてNASに定期的に保存させる。これをデータベース化し、不正侵入やシステム異常の検出、ログのトラッキングなどを可能にする。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア