SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

IBM、Turbonomic買収でInstanaのAPM機能などを統合へ

 米現地時間4月29日、IBMは、アプリケーション・リソース管理(ARM)およびネットワーク・パフォーマンス管理(NPM)ソフトウェア・プロバイダーであるTurbonomicの買収の最終合意を発表した。この買収は、IBMによるInstanaの新規買収、および「IBM Cloud Pak for Watson AIOps」の展開を補完するものだとしている。

 Turbonomicを買収することで、IBMはAIOps(IT運用を自動化するためのAIの活用)からアプリケーションおよびインフラストラクチャー可観測性にわたるAIによる自動化機能を提供できるようになるという。

 買収完了後に、IBMは、InstanaのAPM機能やリアルタイム可観測性機能、IBM Cloud Pak for Watson AIOpsのITOps機能と、TurbonomicのARMソフトウェアを統合する予定。Turbonomic ARMとInstanaのAPM機能を統合することにより、ユーザーは処理を自動化して、基盤となるITインフラストラクチャーを最適化し、複数のアプリケーションにわたってパフォーマンスを確保することができるようになるとしている。

 また、Turbonomic ARMとIBM Cloud Pak for Watson AIOpsの統合では、アプリケーションのトポロジーとアプリケーションが実行されるリソースを橋渡しすることによって、クロスクラウド管理でのITOpsエクスペリエンスが向上。これにより、インシデントの解決を迅速化することができる。さらに、リソースの配置処理を自動化することで、エンド・ユーザーへの応答時間を遅らせずに、需要の急増に自動的に対応することができるという。

 IBM Automationのゼネラル・マネージャーであるディネシュ・ニーマル(Dinesh Nirmal)氏は、「AIによる自動化が不可避になっていることから、すべての情報中心の業務はより生産的になるとIBMは考えています。そのため、IBMはビジネス・プロセスおよびITにまたがるAIによる自動化機能のワンストップ・ショップをお客様に提供することに投資し続けています。Turbonomicが加わることで、お客様は自社のハイブリッドクラウド・インフラストラクチャーおよび自社全体で何が起きているのかを完全に把握できるようになり、IBMのポートフォリオは大きく前進します」と述べている。

 本取引は、慣習的な買収完了条件を満たした後、2021年第2四半期に完了する予定だとしている。

【関連記事】
三菱重工と日本IBM、CO2流通を可視化するデジタルプラットフォーム構築を目指す
三井化学と日本IBM、ブロックチェーン技術によるトレーサビリティシステム実用化へ
クラウド関連事業がけん引【IBM 2021年度第1四半期の連結決算】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14357 2021/05/07 12:18

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング