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フューチャー、データプラットフォームでニチガスのDXを支援

  2021/05/21 14:19

 フューチャーは、日本瓦斯(以下、ニチガス)のDX(Digital Transformation)を推進すべく、同社のIT戦略パートナーとしてプロジェクトに参画し、2021年3月に運用を開始したガス業界初のデジタルツインシステム「ニチガスツイン on DL」のデータプラットフォーム「MDDM(Meter Data Management Meter Device Management)」を開発したことを発表した。

デジタルツインシステム イメージ図
デジタルツインシステム イメージ図
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 MDDMは、フューチャーが開発したビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム。ニチガスがソラコムと共同開発したIoT(Internet of Things)検針デバイス「スペース蛍」約85万台から得られる1時間単位の使用状況データとIoTデータ収集基盤「ニチガスストリーム」から収集されるビッグデータを、現場で人が対応しなければならない業務へと連携。これにより、メーターの無人検針が集金につながる仕組みやガス栓の遠隔自動開閉、ガスの微小漏洩の検知などを可能にし、CPS(Cyber-Physical System)を構築したという。

 また、2021年3月にはDXを実装したLPガスハブ充填基地「夢の絆・川崎」が竣工し、製造データも得られるようになり、「スペース蛍」からの消費データと「夢の絆・川崎」からの製造データを集積することで、現場のあらゆるデジタルデータからガスの充填・配送・検針・保安といったすべての業務フローを仮想のデジタル空間で再現するデジタルツインシステム「ニチガスツイン on DL」が実現するとしている。

 デジタルツインの実現により、業務のシミュレーションや最適化の検証が容易になり、業務の効率化も加速。さらに、今後は個々のデータをセキュアに担保することを前提に他社へ仕組みを展開し、ガスビジネスのみならずエネルギービジネスの変革にも貢献するという。

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  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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