セゾン情報システムズは、次世代クラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square(ハルフトスクエア)」を開発し、本年第3四半期から提供を開始することを発表した。
HULFT Squareは、基幹・業務システム上の様々なデータやシステムと、SaaS、アプリケーションなどを連携させる次世代クラウド型データ基盤。SaaSからSaaS、SaaSとオンプレミス、SaaSと外部システムの間で、データを安全そして自由にやり取りできるという。また、利用者は業種、業界を越えて、社内・社外のシステム、データを連携できるため、組織や業態の変革を促すDXを実現できるとしている。
HULFT Squareの主な特徴
- セキュリティの担保:各種のセキュリティデータの安全性を担保するため、個人情報保護をはじめ、GDPR、SOC(Service Organization Controls)など各種の認定・認証に対応していく
- グローバルエンタープライズコネクター:SAP、Salesforce、DWH向けのユーザビリティを高め、接続先のアップデートに俊敏に追従
- レガシーシステムとの接続:オンプレミスのシステムと接続することで、データを安全、確実に内部システムに送信
将来は、このクラウド型プラットフォーム上に、マーケットプレイス(電子市場)や業種向けテンプレート、分析前処理なども提供。展開地域も広げていくことで、グローバル連携を強化していくという。
【関連記事】
・アシスト、企業のデータ活用基盤強化へ向けファイル連携ミドルウェア「HULFT」を販売開始
・サイオステクノロジーとセゾン情報システムズ、Azure上での高可用性データ連携ソリューションで技術協力
・オムニバス、セゾン情報システムズ・クレディセゾンと協業し「プライベートDMP構築サービス」を提供開始