9月1日(スイス現地時間)、スイスの大手通信企業Sunrise UPCは、同社のスイスのネットワークにファーウェイのブレードサイトソリューション「BladeAAU Pro」を導入し、5G事業の展開を開始した。
スイスの基地局の多くは単一の支柱に設置されており、多くのサイトではアンテナは1基のみで、新しい5Gの構築には大幅な調整を要するという。
そこで本サービスは、アクティブとパッシブの両アンテナを統合。そのため、さまざまな帯域と無線アクセス技術を同一アンテナに展開して、ネットワーク展開を大幅に簡素化できるとしている。また、1アンテナで複数のネットワークモードをカバーできるため、風への抵抗は低減し、5Gモジュールを既存のポールのより高い位置に設置できるという。
さらに、フルバンドのサポートと広範な帯域幅により、通信事業者が展開時間を短縮し、さまざまなシナリオに適応するための柔軟性を備えているとしている。
両社は今後、スマート建築、スマート農業、スマート医療、スマート・ベニューなど、さまざまな新規分野で5Gの事業展開を推進できるよう協力していくという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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