キンドリルとGoogle Cloudは12月9日(米国時間)、企業のデータドリブン、持続可能なビジネスへの転換などを支援することを目的とした戦略的パートナーシップを発表した。
両社は、データと分析、AI、インフラストラクチャのモダナイゼーションに関する専門知識を活用して、顧客が新しいインサイトを得て事業の成果を挙げられるよう支援していくとしている。
また、キンドリルは、Google Cloudのプレミアパートナーとして、ミッションクリティカルなワークロードをGoogle Cloudへの移行を推進するため「Google Cloud Academy for Kyndryl」を設立。同プログラムは、Google Cloudで4,000万人の新規ユーザーをトレーニングすることを目指し、今後、数千の新しい認定資格を取得予定だという。
主要なソリューション
- データ、分析、AI:顧客がデータ・モビリティー、分析を利用したデータとデジタル変換戦略を実現できるよう支援する
- SAP on Google Cloud:ミッションクリティカルなSAPワークロードのGoogle Cloudへの移行をサポートする
- エンタープライズエッジ:ネットワークエッジでの接続、コンピューティング、分析などを可能にするため、Google Cloudを使用したマネージドサービスを含む新たに統合された業界ソリューションを作成することを計画
- 金融サービス向けの業界ソリューション:金融機関が、業界の規制を踏まえたリスク/ガバナンス管理を実現し、より効率的なデータ駆動型企業に変革できるよう支援する
【関連記事】
・エクイニクスとキンドリルが戦略的協業を発表 日本企業のDXを支援
・キンドリル、マイクロソフトとの戦略的パートナーシップを発表 ソリューションを共同で構築し市場へ投入
・日本IBM、事業分社化による日本法人は「キンドリルジャパン」に