インフォマートは、日本瓦斯(以下、ニチガス)が「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入したことを発表した。
ニチガスでは、営業所周辺の店舗など地元の取引先から届く一般経費、キャンペーン等のチラシ代、従業員用のウォーターサーバー代などの請求書が毎月2,000件近く発生。毎月25日締めで、26日から末日にかけて各営業所にバラバラに届いていたという。また、それぞれの営業所で担当者が請求書を確認し基幹システムに入力し、支払伝票を起票。その後、上長の承認を経て6ヵ所ある支店に集め、本社に宅配便で届けていたとしている。
導入効果
- 請求書の電子データ化で、段ボール箱1箱分の書類を削減:一般経費の請求書の約4割超を電子データで受領。2021年4月からは「電子支払通知書」も導入し、400社を電子データ化している
- 請求書が届かない地代の支払いは「invox」連携で自動化:Deepwork「invox(インボックス)」によって生成された請求データにより、土地オーナーから請求書の発行がなくても確実な地代の支払いが可能になったという
- 郵送や入力にかかる時間が減り、月次決算早期化が実現:各部門で入力・確認する際の金額誤りがなくなり、学習機能により勘定科目入力作業も軽減。結果、毎月25日に締めた請求書が翌26日から順次届き、本社にも月末までに承認がまわってきている
ニチガスは、地域社会に貢献し持続的に成長する企業であるために、今後も積極的な業務改革に取り組んでいきたいという。
【関連記事】
・インフォマート、串カツ田中HDと店舗運営プラットフォームアプリを共同開発 外食産業のDX支援へ
・インフォマート、建設業界のDX推進に向け「建設デジタル化戦略」を発表
・インフォマート、東京工業大学のDX推進を目指して実証実験へ