東芝デジタルソリューションズは、DATAFLUCTと同社が発行する新株の一部取得をともなう資本業務提携契約を締結した。
両社は、東芝が2020年に開催した「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2020」を通じてコラボレーションを開始。これまでの取り組みをさらに発展させ、東芝デジタルソリューションズが保有する様々な技術要素をソリューション部品としてDATAFLUCTに提供し、DATAFLUCTが新たなデータ活用サービスとしてプロダクト化、幅広い市場へ迅速に提供することで、顧客の成長・成功を推進するため、今回の協業に至ったという。
協業の手始めとしてまずは、東芝デジタルソリューションズのコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」、アナリティクスAI「SATLYS(サトリス)」、および製造業向けソリューションMeisterシリーズと、DATAFLUCTの非構造化データを構造化して価値に変えるデータ基盤「AirLake(エアーレイク)」、ノーコードのエンドツーエンド機械学習プラットフォーム「Comler(コムラー)」を組み合わせた新たなデータ活用サービスの開発を推進するとしている。具体的には、RECAIUSナレッジプラットフォームとAirLakeを組み合わせ、ナレッジデータを活用した新たなデータサービスを開発し、製薬業界をはじめとする市場ニーズのある業界・業種へ提供していく。
また、SATLYSおよびMeisterシリーズとComlerを組み合わせ、異常検知や外観検査につながるAIサービスを、製造業や応用が可能な業界・業種へ提供していくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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