パナソニックは、画像センシング技術をSaaSアプリケーションとして提供開始すると発表した。まずは、コロナ禍で需要の多い「混雑状況可視化アプリケーション」を2022年3月31日より提供する。
同社が提供予定の「混雑状況可視化アプリケーション」は、カメラの画像を解析しイベント会場や施設などの人数・混雑度をリアルタイムで計測。計測結果をダッシュボードでわかりやすく表示し、さらにWeb-APIで顧客側システムとの連携も容易だという。

また、汎用ネットワークカメラのカメラ画像を活用できるため、特殊なカメラやセンサーなどを設置する必要がなく、既存のネットワークインフラがある場合は整備にかかる初期コストが不要で、期間を限定した柔軟な利用も可能だ。
同社は順次アプリケーションのラインナップを拡充していくとし、今後も多様な「現場」に寄り添うことで、顧客の経営課題や社会課題の解決を目指していくという。
【関連記事】
・パナソニックが東京ドームで新顔認証技術を運用開始 各社クラウドとも連携し、入場・決済も実現
・マクニカとパナソニックNETS、次世代型の監視システム構築に向けて連携
・パナソニック、顔認証エンジンの改善で大型施設などでの活用を目指す
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア