日立は29日、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」(AMS2000)を強化するため、ディスクアレイの使用効率を最適化できるボリューム容量仮想化技術「Hitachi Dynamic Provisioning(日立ダイナミックプロビジョニング)」、高密度実装が可能な筐体などを発表し、AMS2000シリーズのラインナップを強化する。
「日立ダイナミックプロビジョニング」は、ディスクアレイの実際の容量に依存せず、アプリケーションに最適なストレージ容量を配置できる管理システムだ。また、従来より2倍以上の高密度実装が可能な増設ディスクアレイの筐体、通信事業者にニーズの高い直流電源での動作が可能なオプションモデルなども、新しいラインナップとして追加される。
また、サーバーを介さず直接テープレプリケーションが可能なモデルもオプション設定された。出荷は6月30日から。