オラクルは、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で利用可能な「Oracle Exadata Cloud Infrastructure X9M」を発表した。
「Exadata Cloud Infrastructure X9M」は、従来のX8Mの2.5倍となる最大8064のデータベース・サーバーvCPUを持ち、最大3.1PBの非圧縮データベース・キャパシティを提供する。なお価格は従来型と同一とのこと。
SQLは19マイクロ秒以下で実行できるほか、OLTPのIOPSは最大87%向上している。なおクラウド上のアナリティクス・ワークロードは、最大2.88TB/sと、従来より80%も高速化しているという。
また新システムは64のストレージ・サーバーによって、最大2880GB/sのアナリティクス・スキャンの集約スループットを提供する。
なお「OCI」に「Autonomous Database」をデプロイしている場合、従来型のシステムよりも多くのデータベースとストレージ・リソースを利用可能となり、パフォーマンス向上とコスト削減を図れるとのことだ。
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