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物流現場の紙帳票をデジタル化 RPAホールディングスと鴻池運輸が共同出資企業で提供開始

 RPAホールディングスは、同社と鴻池運輸との共同出資企業であるシャインが、紙帳票をデータ化するサービス「デジパス」を2022年4月より提供開始したと発表した。

 現在、物流現場では、荷物の納品や出荷時の作業において、大量の紙帳票のやり取りが通例となっており、作業者の業務負荷軽減、生産性向上が喫緊の課題となっている。物流業界における現実的な課題として、AI OCRなどの画像認識技術によって紙帳票を読み取り、テキスト化していることが挙げられるという。

 そこで、AI OCRと人による確認・補正を組み合わせたワンストップサービス「デジパス」を活用することで、こうしたオペレーションとコストの問題を解決し、現場の業務負荷軽減と、生産性向上および余力の創出を目指す。

 「デジパス」は、顧客から送付される紙帳票のスキャンデータをAI OCRが読み取り、その認識結果をシャインのオペレーターが確認・補正し、データを確定後、返却するというもの。

 また、オペレーターによりチェックされたデータをAIが学習することで、AI OCRの認識精度が高まり、さらに精度の高いサービスを提供することができるという。今後「デジパス」を活用することで、大量の紙帳票を扱う業務負荷軽減および生産性向上の実現を目指すとしている。

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