SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2022

2022年6月28日(火)13:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

週刊DBオンライン 谷川耕一

プロセスマイニング ☓ RPAで業務プロセス最適化が可能に:ABBYYとBlue Prismの協業戦略


 「プロセスマイニング」は、従業員などの日々の業務活動ログなどを取得し、分析することで業務プロセスを明らかにして業務の無駄や例外処理、ボトルネックなどを見つけ出すことだ。見つかったプロセスを改善し、業務の効率化を図る。ここ最近プロセスマイニングは、RPAで自動化すべき業務プロセスを見つけ出すためにも利用されるようになり、改めて注目を集めている。

プロセスマイニングの市場がグローバルでも日本でも拡大中

 プロセスマイニングツールを提供するABBYYは、1989年に電子辞書などの語学関連のビジネスで創業した。その後はOCR製品などを提供し、グローバルにビジネスを展開している。現在はDX実現のためにドキュメントデータとビジネスプロセスを理解できるようにする製品としてAI OCRやプロセスマイニングツールのABBYY Timelineを提供している。

 調査会社(Everest Group)によれば、プロセスマイニング市場は2020年にグローバルで3.2億ドルほどあり、前年比60%以上の伸びとなっている。2020年から2022年にかけて、3倍に成長すると予測されている。日本市場はITRによれば2020年に5.3億円規模で、前年比253.3%と伸びており、2021年も前年比83%の成長を予測している。

 現状、プロセスマイニングは業務プロセスの自動化のために必要とされており、データに基づいてプロセスの見える化を実現し、ツールを使うことでそれを迅速に実施できるのがポイントだと言うのは、ABBYYジャパン株式会社 代表取締役 CEOの小原 洋氏だ。業務プロセスの中で何が起きていて、ボトルネックの原因が何かを明らかにする。それがABBYY Timelineを使えば、データを基にして簡単に見つけ出すことができる。

 ABBYY Timelineは"Easy to Use"を謳っており「ノーコード、ローコードで、利用するのにSIは不要です。ビジネス現場でもすぐに使えます」と小原氏。業務プロセス全体を俯瞰して見るプロセスマイニング、個人のPC操作などをマクロに把握するタスクマイニングの2つを有するのもABBYY Timelineの特長だ。

ABBYYジャパン株式会社 代表取締役 CEO 小原 洋氏

 ABBYY Timelineのスキーマ分析機能を使えば、たとえば業務プロセスの中の例外処理パターンを把握できる。スキーマ分析だけでは分からない個々の例外処理の詳細は、パス分析機能を用いより細かく解析可能だ。ABBYY Timelineは2021年から日本市場で本格展開を始め、製造業やサービス業の請求書発行のプロセスや商品集荷フロー、カスタマサービスの対応など幅広い業務の分析に使われている。ABBYY Timelineを用いることで、業務をどのように効率化するかの材料、効率化のための参考情報が得られる。また、そもそも業務プロセスの自動化を目的として、ABBYYのプロセスマイニングを採用するケースも増えている。

 運用資産1兆ドル超で、500万人以上のクライアントをもつ金融サービス企業では、取引を監視し、投資家の口座開設などのプロセスに対する規制リスクを軽減するために、ABBYYを採用している。この企業ではコンプライアンスに関する監視のプロセスを自動化し、年間で200万ドルのコスト削減を実現している。

[クリックして拡大]

次のページ
プロセスマイニングとRPAの組み合わせでデータを基に迅速に改善すべきプロセスを見つけ出す

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
週刊DBオンライン 谷川耕一連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/15279 2021/12/02 10:09

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年6月28日(火)13:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング