Preferred Networks(以下、PFN)、GMOインターネットグループ、GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、合弁会社「GMO Preferred Security」設立に合意した。
同合弁会社は、PFNのAI半導体・生成AI開発力、GMOサイバーセキュリティ byイエラエの脆弱性診断・セキュリティ評価技術、GMOインターネットグループ各社がもつインフラ基盤や電子認証技術を結集し、ハードウェアからソフトウェアまで⼀貫してセキュリティが担保された国産AI環境の構築と、その提供による社会実装の推進を⽬的としているとのことだ。なお、提携にあたり、GMOインターネットグループはPFNに対し出資を行うとしている。
提携は、以下の3つの柱で構成されるという。
- 合弁会社「GMO Preferred Security」の設立:PFN、GMOインターネットグループ、GMOサイバーセキュリティ byイエラエの3社により、国産AI半導体および生成AIのセキュリティを支える合弁会社を設立
- GMOインターネットグループによるPFNへの出資:GMOインターネットグループは、同提携の強化およびPFNの半導体事業推進を支援するため、PFNに対して出資を行う
- GMOインターネットグループ各社との協業推進:合弁会社の事業に加え、GMOグローバルサインの電子認証技術のAI半導体への組み込み、GMOインターネットによるGPU計算資源の連携など、GMOインターネットグループ各社との幅広い協業を推進
合弁会社が提供するもの
同合弁会社は、ハードウェアからソフトウェアまで、生成AIの実行環境の各レイヤーにおいて、設計から運用まで一貫してセキュリティが担保された国産AI環境を提供することを目指すという。具体的には、以下の領域において各社の強みを融合していくとのことだ。
- 半導体レベルのセキュリティ:PFNが設計・開発する国産AI半導体やその上で動作するAIソフトウェアに対し、GMOサイバーセキュリティ byイエラエが脆弱性診断・セキュリティ評価を実施。半導体の設計段階から安全性を検証
- 電子認証によるトラスト(信頼性)の確保:GMOグローバルサインの電子認証技術を活用し、AI半導体やソフトウェアの真正性を証明するチェーン・オブ・トラスト(信頼の連鎖)を構築。AI環境に改ざんや不正がないことを技術的に担保
- AIソフトウェア・運用環境のセキュリティ:国産生成AIをはじめとするAIソフトウェアの安全な実行環境を構築し、セキュリティ監視・認証サービスを提供
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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