o9ソリューションズ・ジャパンは、丸紅や講談社、集英社、小学館と共同設立した「PubteX(パブテックス)」が、出版物の発行・配本量の最適計画における意思決定支援システムとして「o9 Digital Brain platform」を採用したと発表した。
o9 Digital Brain platformは、蓄積されたナレッジを駆使することで、サプライチェーン・プランニングと統合ビジネス計画のクオリティを引き上げるSaaS型ソリューション。AI技術とデジタルツインの能力が組み込まれたo9のプラットフォームには、意思決定を支援するための機能が搭載されているという。
PubteXは今後、出版物に関わる様々なデータを活用することで、出版のサプライチェーンを統合的に効率化する新サービスを提供していくとしている。そのサービスのシステム基盤として、同システムを活用するという。
o9 Digital Brain platformの主な機能
- 対応が必要な業務プロセスを視覚的に認識できる「サプライチェーン・ネットワーク・ビューワー」を装備
- 大規模な計画(需給計画、基準生産計画、補充計画など)を高速で自動立案
- 計画業務用のマスターデータ管理が可能
- what-ifシミュレーションやシナリオ比較を柔軟に実行
- 外部プログラムのプラグインを提供(外部アルゴリズムの取り込みが可能に)
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