パナソニック ホールディングスは10月3日、同社やパナソニック オペレーショナルエクセレンスなどの各事業会社にて、従業員の「働く時間」「働く場所」の選択肢の拡大を検討・実施していくと発表した。
具体的な内容は次のとおり。
「働く時間」の選択肢の拡大
- 対象:自己学習・ボランティア・社外副業等にチャレンジしたい社員、育児・介護等のワーク・ライフ・バランスを実現したい社員
- 月間労働時間を維持した上で、働く時間や曜日を柔軟に決めることができ、働き方次第で週休3日も可能となる(1日の最低労働時間を撤廃)
- 月間労働時間を短縮した上で、フレックス勤務が選択でき、働き方次第で週休3日または4日も可能となる(他社雇用型の社外副業も可能)
「働く場所」の選択肢の拡大
- 対象:育児・介護等のワーク・ライフ・バランスを実現したい社員、単身赴任の解消や回避、パートナーの転勤への帯同、遠隔地からの入社等が必要な社員
- 通勤圏外の実家や自宅でのリモートワークも可能となる
これらの制度は10月よりパナソニック ホールディングス、パナソニック オペレーショナルエクセレンスにて試行導入する。グループの各事業会社においても事業の状況に応じた同様の制度や取り組みを検討しており、一部の事業会社では既に試行導入しているという。