NECは12月27日、統合型ワークプレイス管理システム「ARCHIBUS」について、米国Archibusおよび同システムの日本における正規認定リセラーであるアイスクウェアドと販売パートナー契約を締結。同日より販売・提供を開始した。
NECは、これまで企業の設備活用を中心に、データを収集・分析して業務プロセスを最適化する「デジタルプロセスイノベーション」というマネージドサービスを提供しており、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど小売業に採用されているという。今回、統合型ワークプレイス管理システム「ARCHIBUS」を同社のマネージドサービスに追加することで、ワークプレイス管理やファシリティマネジメントで必要となるデータを、一つのデータベースに統合。土地・建物・建築物・設備等の管理・運営に関わる情報を可視化し、改善することが可能となるという。
NECは今後、小売業、製造業、通信等公共インフラ産業などに対して、ファシリティ関連コストの分析から、施設使用率の向上や施設運用コスト削減など顧客の課題抽出や業務改革デザインなどコンサルテーションを実施。アイスクウェアドとの連携によりARCHIBUSを提案していくとしている。また、NECグループ会社とともに同システムを使った運用業務のサポート、人事・経理など基幹系システムとの連携まで、一気通貫でのソリューションを提供していくという。
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