NECとトレジャーデータがCDP領域で業務提携　2025年度末までに100億円の売上を目指す

　日本電気（以下、NEC）とトレジャーデータは12月19日、顧客データ基盤（CDP）領域で業務提携すると発表した。

　両社は業務提携を基に、新たにワンストップで顧客データの統合と活用を実現する「カスタマーインサイトサービス」の提供を同日より開始。NECのDXオファリングメニューに追加するという。

　今後両社は、金融・交通・エネルギー・小売など多様な業種の企業を対象に事業展開し、カスタマーインサイトサービス関連事業で2025年度末までに100億円の売上を目指すという。

　また、NECは、トレジャーデータをはじめとしたテクノロジースタートアップとの協業を通じ、企業のデータドリブンなビジネスに対する支援策を強化していくとしている。

【関連記事】
・NEC、顧客データ不足でもオープンデータから消費者の興味・関心を推定するソリューションを開発
・NTTや富士通、NECなども認定　日本IT団体連盟が企業のサイバーに対する取り組み「格付け」を発表
・AIカメラなどを活用して物流DXめざす　ソニーセミコンダクタソリューションズとNECが実証実験