SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

オラクルが「Java 20」提供、生産性向上につながるアップデート

 米現地時間3月21日、オラクルは「Java 20」の提供を発表した。

 最新のJava Development Kit(JDK)では、7つのJDK Enhancement Proposal(JEPs)によるアップデートと改良が行われている。「JDK 20」では、OpenJDKプロジェクトAmberによる言語の改善(Record PatternsとPattern Matching for Switch)、OpenJDKプロジェクトPanamaによるJava Virtual Machine(JVM)とネイティブコードの相互接続の強化(Foreign Function & Memory APIとVector API)、Project Loomに関する機能(Scoped Values、Virtual Threads、およびStructured Concurrency)の提供により、高スループットの並行処理アプリケーションを作成、維持、観察するプロセスを効率化できるという。

言語のアップデートと改善

  • JEP 432:レコード・パターン(第2プレビュー):レコード・パターンとタイプ・パターンをネストさせることで、Java言語を強化。パターン・マッチングを拡張して、より洗練された構成可能なデータ・クエリを可能にすることで開発者の生産性を向上させる
  • JEP 433:Pattern Matching for Switch(第4プレビュー):パターン・マッチングをswitchに拡張することで、特定のアクションをともなう複数のパターンに対して式をテストでき、複雑なデータ指向のクエリを簡潔かつセキュアに表現できる

Project Loomのプレビュー/インキュベーターの機能

  • JEP 429:スコープ値(インキュベータ):スレッド内およびスレッド間で不変データを共有できる
  • JEP 436:仮想スレッド(第2プレビュー):Javaプラットフォームに軽量な仮想スレッドを導入することで、高スループットの並列処理アプリケーションの作成、保守、監視プロセスを効率化した
  • JEP 437:構造化された並行性(第2インキュベーター):異なるスレッドで実行される複数のタスクを1つの作業単位として扱うことで、マルチスレッド・プログラミングを簡素化することができる

Project Panamaのプレビュー機能

  • JEP 434:Foreign Function & Memory API(第2プレビュー):Javaプログラムが、Javaランタイム外のコードやデータと相互運用できるように。これにより、Java Native Interfaceを必要とせずに、外部関数(Java Virtual Machine [JVM]外のコード)を呼び出したり、外部メモリ(JVMによって管理されていないメモリ)にセキュアにアクセスしたりすることで、ネイティブ・ライブラリの呼び出しやネイティブ・データの処理を行うことができる
  • JEP 438:ベクトルAPI(第5インキュベーター):ベクトル計算を表現し、実行時にサポートされているCPUアーキテクチャのベクトル命令にコンパイルすることができる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/17518 2023/03/22 13:46

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング