SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

ATEN、パンデミックにも対応できるインフラ統合管理ソフトウェア「CC2000」を発表

 ATENジャパンは24日、企業内ITネットワークの一元管理ソフトウェア「CC2000(Control Center Over the NET)」を発表した。同社が提供する「ALTUSEN Over the Net ソリューション」関連製品をはじめとして、各種ネットワーク機器の一元管理が可能になる。

ATENジャパン株式会社
営業推進部 部長代理 栗田正人氏
ATENジャパン株式会社営業推進部部長代理栗田正人氏

 今回、新たに発表されたCC2000は、複数箇所に分散されたKVMスイッチやシリアル管理デバイス、電源管理デバイスを一元管理するための製品。これまで同社では、リモートアクセスを主眼に置いた製品群を「Over the Net ソリューション」ブランドとして展開しており、その構成要素である「KVM Over the NET(デジタルKVM)」「Power Over the NET(電源管理)」「Serial Over the NET(シリアル管理)」といった機器を統合的にコントロールする「Control Center Over the NET」という位置づけだ。

 「ようやく製品がそろった。これまでは、インフラの管理に担当者が奔走しなければならなかったが、CC2000をはじめとする『Over the Net ソリューション』によって業務を効率化することができる」と営業推進部の栗田氏はその意義を語る。

 日本語化されたメニュー画面にログインすると、管理下におかれたネットワーク機器に対してシングルサインオンでシームレスにアクセスできるようになる。例えば、統合管理ツールなどによって障害を検知した場合、管理画面からKVMスイッチにアクセスして問題のコンピュータにアクセス。必要に応じて、電源管理デバイスからマシンを再起動させたり、シリアル管理デバイスから設定を変更するなどの対応をとることができる。

 従来は、ネットワーク上の機器にアクセスするために、それぞれのIPアドレスを指定して個別にログインする必要があったが、それらの手間を省くことができるわけだ。そのほかにも、ログのエクスポート、ファームウェアのアップデート、設定のバックアップ等のタスクの実行を自動化することで、ルーチンワークに拘束される負荷を軽減するといったことが可能になる。

 また、リモートアクセスは、業務効率化という観点だけではなく災害対策という面でも有効だ。「パンデミックなどが取り沙汰される昨今、BCPとしてのリモート管理機能は重要になる。社員が出社できない状況であっても、管理者が遠隔操作でセキュリティポリシーを変更し、迅速に自宅での作業環境を整えることができる」わけだ。マスター/スレーブの冗長構成により、非常事態にも対応できる仕組みとなっている。

 他社の製品が主なユーザを大規模データセンターに位置づけているのに対し、ATENでは中小規模から効果を得られることもCC2000の特徴だ。「幅広い企業規模で効率化やコスト削減が可能になる。従来は大規模データセンターを想定したものがほとんどだったが、CC2000では中堅・中小企業から十分に恩恵を受けられる製品設計、ライセンス体系となっている」と栗田氏は強調した。

 CC2000の出荷開始は9月25日。価格は400,000円からとなっている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/1759 2009/08/24 18:34

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング