マルチブックは、NJSの海外拠点3ヵ国(アラブ首長国連邦、スリランカ、バングラデシュ)に「multibook」を導入したことを発表した。
これにより、各国の伝票情報をmultibookで一括管理する体制を整備。海外拠点の日本人スタッフが月末に、各拠点の現地スタッフからmultibookへ入力された伝票の一次承認をし、その後本社経理部でダブルチェックを行っているという。また、3ヵ国での会計管理以外に、全世界で展開されている海外プロジェクトの伝票管理においてもmultibookを使用しているとのことだ。
NJSでは業務効率化により、月次決算処理期間を従来の約4割短縮でき決算早期化を実現。海外拠点の状況をリアルタイムに把握できるようになり、管理強化につながっているという。今後同社は、インド拠点への導入や本社ERPとの連携強化も予定している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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