伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、ラキールと販売代理店契約を締結し、マイクロサービス技術を活用した業務アプリケーションの開発運用プラットフォーム「LaKeel DX」を提供開始する。
同プラットフォームでは、ソフトウェアを部品として開発しクラウド上で組み立て、業務に適したアプリケーションを構築できるとのこと。開発したソフトウェア部品は、AWS、Azureなどのパブリッククラウド上で稼働し、クラウドサービスを乗り換えてもアプリケーションごとに移行できるという。
また、部品単位で新機能の追加や性能の向上ができるため、機能の陳腐化を抑制し、再利用が可能な状態で技術的な資産の蓄積が可能。ビジネス環境の変化に対し、ソフトウェア部品の組み替えや追加をすることで、柔軟に対応できるとしている。
両社は今後、LaKeel DXを利用するユーザーが開発したアプリケーションの流通を支援する環境「LaKeel DXエコノミー」の展開を視野に入れ、新たなビジネスモデルの創出を進めていくという。
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