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損保ジャパン、約800台のシステムバックアップにVeeam採用 約30%のTCO削減

 6月21日、Veeam Software(以下、Veeam)は、損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)が、保険契約関連業務システムをMicrosoft Azureへ移行する際のシステムバックアップに「Veeam Backup for Microsoft Azure」を採用したと発表した。

 損保ジャパンでは、保険契約関連業務システムのパブリッククラウド移行に着手。同システム群は、保険商品の契約から保険料の収納、事故等の受付、保険金の支払いまで、あらゆる業務で利用されるという。今回「Veeam Backup for Microsoft Azure」の導入により、システムバックアップ環境を統一することで、個別投資が不要となり、Azure Backupを利用した場合と比較して9年のTotal Cost of Ownership(TCO)で約30%の費用削減が見込まれるとしている。

 損害保険ジャパン IT企画部 システムリスク管理グループ リーダー 山田秀徳氏は、「損害保険会社は社会的に重要な役割を担っていますので、安心・安全で高品質なサービスを常にお客様にお届けする必要があります。VeeamによるAzureネイティブのバックアップ・復元機能、検証機能を活用することにより、Azureを最適化しながら、保険契約関連業務システムをより高いレベルで保護できるようになります」と述べている。

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