テラスカイは、テクノスジャパンと、資本業務提携契約を締結した。両社は、市場より相互の株式1億円を目途に買い付けることで合意したという。

また、テラスカイが保有するグループウェア「mitoco」、クラウド型の販売管理/在庫管理システム「GLOVIA OM」、テクノスジャパンが保有するバリューチェーン最適化の基盤となる協調プラットフォーム「CBP」を連携し、導入コンサルタントの相互協業をすることで合意。双方の強みを生かした営業協業により、マーケットの拡大を狙うとしている。
資本業務提携の内容は以下のとおり。
- 両社ソリューション・サービス(GLOVIA OM、mitoco、CBP)の連携・開発:連携開発を行うことで、サービスレベルの向上と企業活動を可視化、統制
- 国内マーケットにおける製品販売からソリューション導入の協業:双方の既存マーケットに対して営業、エンジニアの相互協業によるプロジェクト協業
- 海外マーケットにおける製品販売の協業:テクノスジャパンの子会社Lirikによる北米マーケットにおけるテラスカイ製品並びに両社連携ソリューションの販売
- SAP領域における協業:テラスカイのグループ会社でSAP関連事業を行うBeeXも協業体制をとる。コンサルティング、モダナイズ化/クラウド化、保守ビジネスまで一気通貫で顧客を支援

両社は今後、バックオフィスのDXと、基幹システムのクラウド化を進め、クラウド型ERP市場の拡大を目指していくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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