テラスカイは、化学メーカーのトクヤマにおける脱Notesプロジェクトに参画し、「mitoco」「SkyVisualEditor」を活用することで、Salesforceへの移行に成功したと発表した。
トクヤマは、各営業部門が自由に開発したNotesの移行先としてSalesforceとmitocoを主軸に検討を重ね、2020年よりテラスカイをパートナーに移行プロジェクトを開始した。mitoco、SkyVisualEditorの評価ポイントは以下のとおり。
mitoco
- Salesforceを利用している営業部門と非利用の製造部門が、mitocoを通じてコミュニケーションが取れる
- 閲覧メンバーの管理ができ、設定もしやすいなどワークフローの機能を評価
- 会社で使用している他グループウェアのカレンダーと双方向連携できる
- カレンダー、ワークフロー、掲示板など複数機能が揃っている
- モバイルアプリを提供し、情報共有や業務が円滑に進められる
SkyVisualEditor
- Salesforceの画面を自由に変更でき、ユーザビリティが向上
- mitocoワークフローとの組み合わせで、帳票の電子化が進み、ペーパーレス化に貢献
なお、mitocoはSalesforceをプラットフォームとするグループウェア。SkyVisualEditorは、Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツール。3月に移行プロジェクトは完了し、8月現在、Salesforce、mitoco、SkyVisualEditorを運用しているという。
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