セールスフォース・ジャパンは、東京きらぼしフィナンシャルグループ(以下、東京きらぼし)が対面・非対面が一体となった顧客本位の業務運営を実現するため、「Salesforce Financial Services Cloud」と「MuleSoft」を採用したと発表した。
![対面・非対面一体となった顧客サービスの融合イメージ<br/>[画像クリックで拡大表示]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/16323/16323_01.png)
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東京きらぼしは、顧客対応の強化につながる標準機能を備え、小規模からプロジェクトをスタートできるなどの理由からFinancial Services Cloudの採用を決定。非対面チャネルの強化を加速するとともに、対面において非金融サービスを含めたサービスを提供することで、リアルとデジタルの両チャネルから双方向で顧客のニーズに応える業務体制の構築を進めるという。
また、統合APIプラットフォームであるMuleSoftを活用して、システムのアーキテクチャのマイクロサービス化とAPIの再利用による開発・運用の効率化を実現するとしている。
![顧客視点のサービスを支える仕組み<br/>[画像クリックで拡大表示]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/16323/16323_02.png)
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東京きらぼしは、2023年春を目処にFinancial Services CloudとMuleSoftを導入。顧客情報の一元管理、データの可視化と分析を通じて顧客視点で営業活動ができる体制を構築するという。
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