米現地時間11月30日、ゴールドマン・サックスは、Amazon Web Services(AWS)と共同で、金融機関向けの新しいクラウドベースのデータ分析ソリューション「GS Financial Cloud for Data」を発表した。
今回、両社のコラボレーションにより、投資会社が基盤となるデータ統合技術を開発・維持する必要性が軽減され、グローバル市場で高度な定量分析を利用するための参入障壁が低くなるとしている。ゴールドマン・サックスの顧客である機関投資家は、金融アプリケーションの市場投入までの時間を短縮し、リソースを最適化してポートフォリオのリターンに集中し、イノベーションを創出。また、Goldman Sachs(GS)Financial Cloud for Dataのユーザーは、ゴールドマン・サックスが提供する財務データに、効率よく安全にアクセスすることが可能になるという。
ゴールドマン・サックスの最高経営責任者(CEO)であるDavid Solomon(デビッド・ソロモン)氏は、「ゴールドマン・サックスは、これまで最も洗練された金融機関にサービスを提供するためのテクノロジーを構築し、業界をリードしてきました。今後はこれからの金融サービス向けのクラウドについて再定義し、開発者が顧客向けの金融ソリューションの構築に専念できるよう支援しています。金融サービスとクラウドコンピューティングの分野をリードする両社が協力して、金融データの管理と分析を行う画期的なソリューションをクラウド上で提供することにより、金融業界で増え続ける大量の情報から、お客様が価値を引き出す方法を変革できることを嬉しく思います」と述べている。
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