SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

自身の会社が「環境貢献できている」と感じるビジネスパーソンは4割満たず──アドビ調査

 アドビは、全国のビジネスパーソン1,050名(営業、広報・宣伝、法務、情報システム、総務・人事、経理・財務、経営・経営企画からなる計7つの職種)を対象に実施した「ビジネスパーソンの環境貢献意識」についての調査結果を発表した。

自身が勤めている会社が「環境貢献できている」と感じているビジネスパーソンは、全体の37%程度

 はじめに、自身が勤めている会社が環境貢献できていると感じるかどうかを尋ねたところ、「できている」と回答したのはビジネスパーソン全体の37.1%となった。各社様々な形で環境問題についての発信が続けられているが、実際に働く中で環境貢献ができていることを実感しているビジネスパーソンは全体の4割を満たしていないことがわかったという。

自身が勤めている会社が、「環境貢献できている」と感じるか
[画像クリックで拡大表示]

ビジネスパーソン自身が貢献できていると思う環境活動のトップは「ペーパーレス」

 続いて、ビジネスパーソン自身が「貢献できていると思う環境活動」について尋ねたところ、半数以上の55.8%が「ペーパーレス」と回答。ペーパーレスはビジネスパーソンにとって、最も取り掛かりやすい環境活動であることがわかる。

職場環境で自身が貢献できていると思う環境活動は?
[画像クリックで拡大表示]

業務内で意識的に減らしている紙資料は、「打ち合わせ資料」が最多。次いで「社内の提出書類」「業務マニュアル」の順に

 ペーパーレスの内容を見ると、意識的に紙出力を減らしている資料は、上から順に「打ち合わせ資料(49.3%)」「掲示物や報告書など組織内の提出資料(40.6%)」「業務マニュアル(30.3%)」と続いた。

「通常の業務内で意識的に紙出力を減らしている資料」は?
[画像クリックで拡大表示]

「紙のほうが丁寧だから」という理由で、資料を紙で出力した経験があるビジネスパーソンは全体の約6割

 また、「紙のほうが丁寧だからという理由で資料を紙で出力した経験」について尋ねてみると、「ある」と回答したのは全体の約6割に及んだ。環境への意識とは裏腹に、人とのつながりや作法を重んじて紙出力をした経験のあるビジネスパーソンが多いことが明らかになったという。

「紙の方が丁寧だから」という理由で、資料を紙で出力をした経験は?
[画像クリックで拡大表示]

法務担当の環境貢献意識:環境貢献活動における法務担当の苦労していること1位は「契約書などの紙資料が減らない」

 法務担当(150名)に、環境貢献活動における法務担当の苦労している点を尋ねたところ、「契約書などの紙資料が減らない」が45.3%で、他の回答から20ポイントの差をつけてトップとなった。公的な文書を残すために、まだまだ紙資料の存在は必要なものだと考えられているようだとしている。

環境貢献活動における法務担当の苦労
[画像クリックで拡大表示]

 続いて、電子契約・電子サインの導入について尋ねたところ、「紙資源を削減することに貢献できると感じる」という回答が過半数に。電子契約・電子サインの導入には様々なメリットがある中、現場で働く法務担当者の間では、環境貢献に寄与する一面にも魅力を感じていることが明らかになったという。

電子契約・電子サインの導入について、どのように感じるか
[画像クリックで拡大表示]

経理・財務担当の環境貢献意識:経理・財務担当の過半数がペーパーレス化の進行に賛成

 経理・財務担当(150名)に、経理業務におけるペーパーレス化を進行したいと思うかどうかの意向について尋ねたところ、過半数が「そう思う」と回答。その理由として「書類の保管場所が少なくて済むから」や「紙出力にかかる費用がもったいないと感じるから」など、半数以上から紙出力によるコストに関する理由が挙げられた。

経理業務においてペーパーレス化を進行したいと思うか
[画像クリックで拡大表示]

 次に、請求書などの経理業務のペーパーレス化に関して困っていることを尋ねると、「社内での紙依存意識が強い(文化・慣例が残っているなど)」が最多で3割超となった。経理・財務担当者を困らせているのは、システム面などでの課題以上に、会社における文化面での課題のほうが大きい傾向が明らかになったという。

請求書等のペーパーレス化において、困っていること
[画像クリックで拡大表示]

【関連記事】
アドビ共同創業者のジョン ワーノック博士が逝去 享年82歳
約2割のバックオフィス担当者が生成AI利用、時間やコストに懸念も──アドビ調査
IBM、アドビとのパートナーシップ拡大 企業の生成AI活用を支援

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18431 2023/09/19 17:05

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング