ファンリードは2月25日、バックオフィス向け資料収集管理システム「FinLoom」の外販を開始したと発表した。FinLoomは、太陽ホールディングスグループの経理課題を起点に生まれたシステムであり、グループ企業での実運用を経ての提供となる。
太陽ホールディングスグループでは、国内外のグループ各社から財務諸表や決算資料を収集する経理業務の負荷が大きくなっていた。決算期には担当者間で月間200通を超えるメールが発生し、進捗状況の確認や資料提出の取りまとめに多くの工数が割かれていたという。従来の運用方法では情報が分散・属人化し、チーム全体での状況把握が困難になる課題もあった。

FinLoomの導入後、太陽ホールディングスの経理部門では決算期末時のメール件数を56%削減し、煩雑なやり取りをシステム上で集約することで業務効率化を実現。また、利用者アンケート(回答者38名)によると、システムへの満足度は5段階評価で平均4.1という評価となっている。
FinLoomは、タスク管理やファイル共有、チャット、通知機能、ユーザー権限管理などを搭載。主な活用シーンは、連結決算業務、各部門からの予算申請資料の集約、監査対応時の資料収集、定期的な報告書やコンプライアンス書類の収集など、幅広いバックオフィス業務への適用が想定されているとした。
今後はAI機能追加を予定しており、提出資料の自動チェックやステータス更新の自動化など、さらなる業務効率化を目指す。これにより、人手に依存しがちな管理業務において、業務プロセスの標準化や情報の一元管理が推進される見込みである。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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