クラウドストライクは、アプリケーションセキュリティ体制管理(ASPM)の企業であるBionicを買収すると発表した。この統合により、クラウドストライクのクラウドネイティブ・アプリケーション・プロテクション・プラットフォーム(CNAPP)をASPMソリューションに拡張することで、クラウド資産全体のリスクを可視化し、保護を提供するという。
Bionicは、開発プロセスを中断することなくサーバーベースインフラストラクチャとサーバーレスインフラストラクチャ両方のアプリケーションの振る舞いを可視化。脆弱性の優先順位付けを行うとしている。このBionicの様々な機能によりFalconプラットフォームのクラウドインフラストラクチャのエージェント型およびエージェントレス型保護機能を拡張するとのこと。
クラウドストライクでは、Bionic ASPMをFalconクラウドセキュリティ機能に統合し、AIを活用したCrowdStrike Falconプラットフォームの一機能としても提供する予定だとしている。
【関連記事】
・正規のリモート監視ツールを悪用した攻撃は前年比312%増──クラウドストライク調査
・デル・テクノロジーズがクラウドストライクと連携 脅威管理機能を拡張したソリューションを国内提供
・クラウドストライクとAWS、サイバーセキュリティ関連の生成系AIアプリケーションなど開発へ