BC Platforms AG、バイオ・アクセラレーター、日本電信電話(以下、NTT)、NTTライフサイエンス、新医療リアルワールドデータ研究機構の5社は、「Japan プレシジョン・メディシン プラットフォーム(以下、JPP)」の来春の提供開始に向け、戦略的パートナーシップを締結した。
同取り組みにより、電子カルテの医療記録や遺伝子検査情報のデータなどから、リアルワールドデータを必要な形式・内容にて抽出することが可能になるという。医療・医薬品の研究者などが安全にデータにアクセスできるとのことだ。
取り組みの第1弾として、NTTグループはBC Platforms AGのシステムやノウハウを活用し、日本の医療機関のメディカルデータを整備。日本の研究者が、国内の次世代医療のための研究が効率よく実施できる仕組みを目指すという。次に、NTTグループが世界にもつデータセンターなどのインフラを活用し、グローバル基準で安全にデータ活用が可能なメディカルデータセキュア共有プラットフォーム「Global Medical Data Highway」を構築するとしている。
国内向けJPPの実現後、NTTグループが世界にもつネットワーク、データセンターなどのインフラ、そしてテクノロジーと、BC Platforms AGが持つ世界の拠点やプラットフォームが連携することにより同構築が可能になるという。
5社は、Global Medical Data Highwayにより、新たな治療法や医薬品開発、個々の患者にあったプレシジョン医療サービスの提供を目指し、医療進歩の促進並びに患者のQOL、Well-beingの向上に貢献していくとのことだ。
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