NECは、ファミリーマートにおける店舗の省力化や運営力向上に貢献するため、国内約16,500店舗における発注業務や会計業務などを支える店舗業務支援システムを構築した。同システムは2023年10月から2024年2月末にかけて、国内の全店舗に順次導入される予定だという。特徴は以下のとおり。
顔認証や音声認識の機能を備えたオールインワン型ストコン
ストアコントローラー（以下、ストコン）については顔認証によるログインや、音声認識技術を活用した音声による業務メニューの起動などを可能とすることで、業務効率化とセキュリティの担保を実現。また、従来は個別に設置していたサーバー、ディスプレイ、店内BGMの受信・再生機器を1台に集約したオールインワン型ストコンの開発により、店舗の省スペース化を実現するとしている。
店舗業務の精度向上・効率化を実現するアクションアシスト機能
検品などを行う業務端末にスマートフォン型端末を採用。同端末では、店舗スタッフが日々行う商品補充や清掃などの作業の確認・実績登録、作業のリマインド通知などを行うアクションアシスト機能を提供することで、店舗業務の精度向上および効率化を実現するという。
情報のリアルタイム連携による分析機能の一元化
売上情報などの店舗データを本部へリアルタイムに連携し、一元的な分析を可能にすることで、店舗へのタイムリーな指導、営業・商品施策や製造計画への反映、新規ビジネスの創出などを実現。また帳票を電子化し、一元管理することで、ペーパーレス化を促進するとしている。
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