TOPPANホールディングスとINDUSTRIAL-Xは、企業向けのDX推進支援事業での協業に向け、1月に資本業務提携契約を締結。4月より、TOPPANグループとINDUSTRIAL-X共同でのサービス提供を本格的に開始すると発表した。

同協業により、様々なエリアや業界の企業に対し、DXコンサルティングからソリューションの導入、組織内での定着まで一気通貫で幅広い支援が可能になるという。TOPPANグループとINDUSTRIAL-Xの技術やノウハウを融合し、顧客企業のDX推進を広範囲な領域で展開していくとしている。協業の概要は以下のとおり。
コンサルティングを主軸としたDX推進支援事業の取り組み拡張
TOPPANグループとINDUSTRIAL-Xは、様々な顧客層や業務領域の企業に対し、DXコンサルティングから、先進的な技術を活用したソリューションの導入、組織内での定着までの伴走型支援サービスを拡充し、共同で推進。TOPPANグループが持つ約2万社の顧客基盤に対し、TOPPANグループは主にDXソリューションの提供を行い、INDUSTRIAL-Xは主にコンサルティングを担っていくという。
DXソリューションプラットフォーム「Resource Cloud」での共同推進
INDUSTRIAL-Xが提供するResource Cloudのラインアップに、TOPPANグループが提供する「NAVINECT」を始めとするソリューション群を追加していく。Resource Cloudの拡充により、広範囲な領域でのDX支援を共同で促進するとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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