エクストリームネットワークスは2009年10月29日、モジュラー型スイッチの新製品として、通信キャリア向けの「BlackDiamond 20804」とエンタープライズ向けの「BlackDiamond 8500」を発表した。
BlackDiamond20804は、通信キャリア向け「BlackDiamond 20800」シリーズの最上位モデル「BlackDiamond 20808」のI/Oスロット数を8から4に減らした廉価版。メトロコア領域には20808、アグリゲーション領域には20804といった具合に、ネットワーク全体のコストパフォーマンスを考慮して製品を使い分けることが可能になった。両機種は、ハード・ソフトともにほぼ共通しており、保守部材の低減や運用コストの抑制も期待できる。
同じくBlackDiamond 8500も、エンタープライズ向けのモジュラー型スイッチ「BlackDiamond 8800」シリーズの廉価版エントリーモデル。シャーシ、電源、ファンモジュールは8800シリーズと共通のものを使用しているため、将来的な拡張も見据えたスモールスタートが可能となる。
また、同社はワイヤレスLAN製品についてグローバルでのOEM契約を米モトローラ社と締結したと発表した。エクストリームのExtremeXOSとモトローラのワイヤレス技術を融合したソリューションを開発、提供していくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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