デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)は、デロイト トーマツ アクト(以下、DTakt)を存続会社に、デロイト トーマツ リップルマーク(以下、DTRM)と、バリュープランニングの3社を合併したことを発表した。
デロイト トーマツ グループは、テクノロジー基盤の強化、テクノロジー人材の採用・育成、関連分野でのM&Aなどに重点的な戦略投資を行う計画を推進。今回の再編はその一環であり、6月1日にDTaktがDTRMを吸収合併、6月3日にDTCがバリュープランニングの全株式を取得して完全子会社とした後、DTaktによる吸収合併が6月4日に行われた。
これにより、DTaktには金融機関をはじめとする、さまざまな業種・業界のシステム開発にかかわる人材が増強されるという。今後、クライアント企業の課題解決に伴走し、DX構想企画、データ利活用、DX人材育成などのアドバイザリー領域と多様なデジタル技術を組み合わせたIT導入・開発支援を行っていくとしている。
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