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BeeX、「AWSクラウド伴走支援サービス」提供開始 FinOpsや内製化など成熟度に合わせて伴走

 BeeXは、2024年6月19日、新サービス「アマゾン ウェブ サービス(AWS) クラウド伴走支援サービス」の提供開始を発表した。同サービスでは、エンタープライズ企業のクラウド移行後のシステム改善、内製化の実現、およびDXの推進を加速する支援を行うという。

 クラウド利活用を推進するには、ビジネスプロセスの再設計、従業員のスキルアップ、新しい働き方への適応など、多面的なアプローチが必要だとしている。また、一定規模のクラウド利用を行う企業は、クラウド利用初期には想定していなかった開発、運用、コスト、セキュリティに関する課題が顕在化していると同社は述べている。

 これらの課題には、クラウド利用の成熟度に合わせて対応していく必要があるという。BeeXのAWS クラウド伴走支援サービスは、オンプレミス時代のスキル・マインドセット・組織カルチャーの変革を支援し、エンタープライズ企業のクラウド移行、システム改善、および開発・運用の内製化を支援するとのことだ。

 提供するサービスは以下のとおり。

  • 継続的改善サービス with AWS Well-Architected:改善計画に基づいた継続的なシステム改善をサービス化。年に2回の定期的なレビューを実施し、継続的な改善項目のリストアップと改善計画の策定を行う。3ヶ月単位での計画・改善実施に加えて、改善に伴う変更点を顧客のドキュメントに反映することも可能
  • FinOps実践支援サービス:FinOpsの考えに基づきFinance と DevOps の協業を推進し、クラウドの価値を最大化するデータに基づいたクラウド利用費用の管理を実現する。利用料を分析するためのタグ設計、可視化ダッシュボード導入、社内配賦をする請求データ作成業務などのコスト管理体制を実現し、Reserved Instance/Savings Plansなど長期利用コミットによるコストを最適化・無駄な支出の削減を実施。クラウド利用料の可視化と分析により、イノベーションのための攻めのコスト管理を実現する
  • 内製化支援コンサルティング:顧客の開発・運用を向上させるための伴走型支援ソリューションを提供し、自立したクラウド活用を促進。アプリケーション設計、アーキテクチャ設計、技術QA、技術調査、自動化などの領域で専任エンジニアが内製化をサポートする
    ○ アプリケーション設計支援​:モダンアプリケーションを実現する為のアプリケーション設計支援​
    ○ アーキテクチャ設計支援​:既存/構想システムに活用するクラウドサービスに関する技術情報提供
    ○ アーキテクチャレビュー​:技術QAサポート
    ○ 利用するシステムを想定した実装方針/サンプルコード提供​:ベストエフォートでの技術相談サポート(相談範囲の制限なし)​
    ○ 技術調査支援​:利用するシステムを想定した技術動向・新サービス調査​、および活用ユースケース検討
    ○ 自動化支援​:Serverless技術を利用した運用業務の自動化支援

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