キナクシスは、小野薬品工業がグローバルサプライチェーンにおける全面的な可視性と透明性の実現に向け、キナクシスを採用したことを発表した。
小野薬品工業は、がんや免疫疾患、中枢神経疾患およびスペシャリティ領域を創薬の重点研究領域として活動している。国内外に複数の子会社と製造施設を持ち、グローバルスペシャリティファーマを目指して海外展開を行い、グローバルSCMプラットフォームの構築により欧米における自社販売のための準備を進めているという。加えて、業務効率化と、需要と供給のバランスを取るためのサプライチェーンを実現する独自のアプローチにより、製品ポートフォリオの拡大と多様化への対応を目指しているとのことだ。
Kinaxis Maestroは、AIを活用したサプライチェーン・オーケストレーション・プラットフォーム。小野薬品工業の救命医薬品ポートフォリオを支援するという。
【関連記事】
・ロート製薬、部門横断DXプロジェクトにマクニカの伴走支援 体制の強化や仕組みの構築に寄与
・回答者53%がサイバー攻撃の身代金に50万米ドル以上を支払、医療分野に限ると78%──クラロティ調査
・JTB、「PKSHA Chatbot」導入 年内に仕入商品事業部でAI活用を順次拡大予定