NECは、生成AI「cotomi」の性能強化について発表した。新たなモデルは、2024年12月から順次提供開始するという。
今回のcotomiの性能強化では、日本語のLLM(大規模言語モデル)ベンチマーク「Japanese MT-Benchmark」において、ClaudeやGPT-4、QwenなどのLLMに匹敵する精度を達成したとしている。また、Qwenの6倍、GPT-4oの2倍の速度を実現し、推論速度と高精度の両立に成功したとのことだ。この性能強化により、生成AIを用いた高度な専門業務の自動化が現実のものになると述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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